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190826救急隊員日誌(183)改革とは挑戦である

月刊消防2019年8月1日号 p87

ペンネーム:月に行きたい

「改革とは挑戦である」

 今年度から、働き方改革関連法が順次施行されている。そ中に「年次有給休暇確実な取得」がある。企業大小に関わらず、4月から「年休」を最低5日間取得しなければいけないらしい。そうは言っても消防には対して影響はないだろうと思っていた。私が所属する小規模消防本部は、出動件数は少ないが勤務人数もギリギリ。「突然休暇=勤務人数割れ」につながってしまう状況なだ。法律がなんだかんだ言っても背に腹は変えられない。そ為、年休を取得しにくい状況が生まれる。
 これまでは、年休を取得するかどうかは本人自由意志だったし、年休を申請すると「人がいないって知ってるでしょ?」と一蹴されてしまっていた。年休取得が自由意思ということは、取るも自由だかとらないも本人次第ということになる。人が少ない事実をみて、取れないだから仕方がないと、個人が自分意志で諦めているという状況を作り出していた。しかし今度は違う。年休が義務化されたからには、上司が部下に聞き取りをし、休む日をコントロールしなくてはならないだという。「職場も大事だが、生活も同じくらい大事」という趣旨法律を整備するなどして国が強制的に介入しないと、会社に人生を掲げてきた旧世代意識も、働く現場も変わらないということようだ。
 とはいうも定員数を増やす対策などしてもたちまち人数は増えないだから、職場では数年は変わらないだろう。でも「人がいる時に年休どんどん取ってよ!」というセリフが時々聞こえるようになっただけでも、職場にとっては大きな進歩だと思う。
 そんな中、「働き方改革は遊び方改革と一緒に進めるべき」という記事を読んだ。読み進めると、「昔から『仕事ができる人は遊びも上手』と言われています。人格形成やネットワークづくりにおいて『遊び』は大いに役に立ちます。仕事業績は従業員がきちんと遊んでいるかどうかが成否を分けるポイントです」と。どうやら、非日常的な空間をフルに使って、遊ぶことでワクワク感や高揚感が得られ、それがリフレッシュ効果に繋がり、仕事に対するモチベーションもアップするらしい。ことを早速職場で話してみと、早速遊んでみようということになった。
 とは言っても流石に職場でおおっぴらに遊ぶわけにはいかない、ゲーム感覚訓練を朝一で行うことにした。よーいスタート!で防火衣を着る。走る。人形にCPRを5サイクルしてから、抱え上げて階段を上がる。ナイロンロープで降下してフィニッシュまでタイムを競う。最も遅かったもと、速かったもが晩御飯を作る罰ゲームだ。罰ゲームを避けるためには早くても遅くてもダメなところが面白い。中堅クラス私的にはちょうど2、3番目あたりを狙わないと格好がつかないからだ。訓練内容は順番制で決めるというところもまたワクワクして楽しい。こおかげか、なんだかみんな朝から疲れるにイキイキしている。
 記事にはさらにこように書かれていた。「睡眠と仕事以外8時間をどう有効活用するか。これはチャレンジです」と。私たちは仕事と仮眠で24時間が終わってしまうだけど、年休が取れるようになるまでは、みんなが元気になるように自分達で対策を取っていかなければならない。なるほど「改革」とはまさに「挑戦」である。仕事も遊びも挑戦していこう。
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