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220223今さら聞けない資機材の使い方 (100-2) 新型コロナ対策(2)救急隊員を守る その2 保安ヘルメット着脱型フェイスシールドの作成 尼崎市消防局中消防署三和分署  田部達也

 近代消防2021/8/10  2021年9月号)p60-2

今さら聞けない資機材の使い方 (100-2)

新型コロナ対策(2)救急隊員を守る

著者

氏名:田部達也

読み仮名:たなべたつや

B_tanabe.JPG

所属:尼崎市中消防署三和分署

出身地:兵庫県尼崎市

消防士拝命:平成8年

救命士合格年:平成23年

趣味:ドライブ

はじめに

所轄救急隊独自で現場活動用保安ヘルメット着脱型フェイスシールドを考案し作成しました。安価で作成可能です。

1.材料(B_001)

・日用雑貨店等で販売している婦人用サンバイザー

・プラスチック製透明下敷き

・作業用品店等で販売しているヘルメット用ゴーグルクリップ

B_001

材料。左から下敷き、クリップ、サンバイザー

2.方法

(1)

シールド面の型紙にはクリアファイルを使用します(B_002)。

シールド面となる下敷きを型紙に合わせて型取りをし(B_003)、

はさみでカットします(B_004)。

(2)

婦人用サンバイザーのプラスチック結合部分をペンチで外し(B_005)

解体します(B_006)。

カッター等を使用し、解体したカチューシャ部分の中身を取り出します(B_007)。

(3)

シールド面を先程のカチューシャ部分に結合するため、型を取り(B_008)

パンチで穴を開けます(B_009)。

(4)

ヘルメットに合わせてサイズを調整し(B_010)、シールド面とカチューシャ部分を結合します。

(5)

カチューシャ部分をクリップで止めて完成(B_011)。

3.使い方

このフェイスシールドはヘルメットにクリップで止めているだけなので簡単に着脱できます(B_012)。

車両運転時の機関員等、フェイスシールドが不要な際は、シールド面を上部に上げて固定できます(B_013)。

4.利点

フェイスシールドは顔全体を保護するため、目の粘膜からの感染を防御できます。また、マスクに付着する恐れのあるウイルス等を防御する事ができるため、マスク着脱時における感染防止が可能です。

傷病者や家族等への安心感と救急隊自身の安心感(B_014)も得ることができます。

フェイスシールドはマスク着用下でも曇りません(B_015)。日中の太陽光や夜間のライトの光による視界の障害はなく、現場活動に支障をきたしません。シールド面の清拭・消毒が容易であり、清潔な状態で使用可能です。

2020年4月以降、所割救急隊では実際にこのフェイスシールドを着装し現場活動を行っており、非常に有用で安全と感じています(B_016)。

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