消防職員のための消毒・滅菌・感染症マニュアル 発売されました

 
  • 265読まれた回数:

目次

発売されました

6月になったらアマゾンなどで購入できます。

これは私の書いた「はじめに」

本書の特長・セールスポイント

消防職員専用の消毒・滅菌・感染症対策マニュアルができました!

「感染症なんて、めったにかからないよね?」

「消毒薬ってどれを使えばいいの?」

「この感染症対策で本当にいいのかな?」

このようなちょっとした”不安”と”迷い”と”ギモン”をこの一冊がすべて払拭します!

 

  • 己を守るには、まず敵を知る必要があります。 消防が遭遇しやすい感染症の実態と対処方法をご紹介。
  • 感染症に効果的な消毒薬を具体的にピックアップ。 希釈の計算方法もバッチリ!
  • 「どうしてこうするのか」理由を明確に説明しているから納得して作業ができます。
  • 主な資機材の消毒方法を、豊富な写真とともに何をどこにどう使うのか、分かりやすく解説。
  • 救急出動には欠かせない救急車。 日々の出動の中において短時間で効率的に消毒するためのポイントも押さえています。

本書のコンセプト

救急・救助活動は、常に感染症のリスクと隣り合わせです。 消防職員は、パンデミックを引き起こさないための重要な砦ともいえます。 しかし、救急隊のみならず、消防隊、救助隊の皆さんが接触した傷病者が実は感染症だった…ということが起こるかもしれません。

感染症対策においては、まずはご自身や同じ隊の仲間を守ることが大切です。 そして、救急需要が高まっている昨今、その重要性はさらに高まると思われます。

ほんの少しでも普段の消毒・殺菌方法や感染症対策に不安のある方が、自信を持って対策に当たっていただけるよう、本書が作られました。

協力者の3人も感想を書いています。

はじめに

平成29年7月20日、東京法令出版㈱北海道営業所の小林孝行さんと佐藤晃さんが私の勤務する病院を訪れました。雑談の中で小林さんは「ある消防から『消毒の本が欲しい』という要望があった」とおっしゃいます。「感染症が怖いのは知っているが、どんな消毒をすればよいのか分からない」、「同じ方法を漫然と行っているが耐性菌が出ないか心配」なのだそうです。私は、以前は手術室で働いていましたし、現在は検査が専門なので、その場で私が書くことを申し出て、この本の制作がスタートしました。

この本は消防の人に読んでもらう本です。そのため日頃からたくさんの論文を発表している留萌消防組合消防本部の3人にお願いして一緒に書いてもらうことにしました。留萌消防の3人が先に原稿を書き、私が医学的に肉付けしています。感染症や消毒薬は、現場に即したもののみを取り上げ、消毒方法も一つだけ提示しています。つまり、この本を読めば迷いは消え、感染の拡大も耐性菌の出現もありません。

本書の制作に当たっては、留萌消防組合消防本部の中路和也消防長に大変お世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。

平成30年5月

玉川 進




スポンサーリンク
opsをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました