090090ブリッジマンの技術
評者)うりぼう
100516仕事の意味 100516先生!大変です!救急車を呼びますか!! 100417わかりやすく<伝える>技術 ブリッジマンの技術 090509不機嫌な職場 090209頭痛の話 090106日常生活の法医学 081205なりたい人、なれなかった人。 081104国家試験”裏”必勝法?! 061205最大の試練 051031看護師と救急隊
著者 鎌田浩毅
出版社 講談社現代新書
値段 ¥720(税別)
★★★☆☆3点
読後、その効果を実際の場面で実感することができた。自分が苦手とする人、理解しがたい人とのコミュニケーションを如何に図ればよいのかが分かったからだ。
キーワードは「フレームワーク」という言葉。本書において再三再四でてくるこの言葉を著者は「考え方の枠組み」と説明している。そして、あらゆる人間関係はフレームワークの橋わたしを基盤としていると説く。この橋わたしが上手にできる人のことを、本書では「ブリッジマン」と呼び、他者と良いコミュニケーションが取れるようになることを目指して様々な技術・技法を呈示している。
ブリッジマンとして最も基本的なスタンス、それは、相手の関心に関心を持つということだ。言い換えれば、目の前の相手の状況すべてを推し量るということである。著者のこの指摘に、私は共感する。なぜなら、私のフレームワークの形成に大きな影響を与えた母の教えに通ずるからだ。「相手の身になって考えてみなさい」私を叱るとき、それが母の口癖であった。
本書のおわりで著者は、さらりと非常に大切なことを述べている。一つは、異なるフレームワークを公平に見ること。そしてもう一つは、フレームワークには優劣がないということである。しかし、このことを認識し、実践するのは容易いことではない。人間関係の難しさは、正にそこにあるのだ。
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10.5.16/5:48 PM
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