2002/03/22(Vol.102)号「今回も休憩」

 
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2002/03/22(Vol.102)号「今回も休憩」

2002/03/22(Vol.102)号「今回も休憩」

●麻酔科のお話

 皆さんこんばんは。締め切りをいつも破っている玉川進です。この原稿も締
 切をすぎてから書いています。
 先週号で予定をお伝えしたOPSではホームページを持っていて、今年にな
 ってからカウンターがぐんぐん回るようになってきました。ビッグマウスの
 ホームページもカウンターがうなぎ登りです。
 私もビッグマウスも素人なので、凝ったすてきなホームページは作れません。
 ウィークリーおこっぺのページを見ると「こんな風に背景を暖色にして、文
 字も丸くしたらいいだろうな」と思いますが、やっぱりできない。なんせ今
 のOPSの表紙は「子宮外妊娠で摘出される寸前の卵管・赤ちゃん入り」で
 すからね…ご覧になりたい方はどうぞ。交通事故の写真や骨折の写真もあり
 ます。

  OPSホームページ
  → https://ops.tama.blue

 今回も休憩

  「ねずみ」

 今いる研究室には大量のネズミがいます。500匹以上はいます。黒いネズ
 ミなので、その当たりを這っているものとほとんど同じです。もともとアメ
 リカ産やイギリス産が多いのですが、一種類だけ日本野生種というのがいま
 す。京都だったかの先生が家か庭に出てきたハツカネズミを捕まえて増やし
 たもので、これは米ぐらの隅にいるネズミそのものです。

 通常はオスメスを分けて飼っていますが、何らかの原因でオスとメスが一緒
 になると、途端にくっついてぼこぼこと子供を産みます。男女を離せばいい
 のですが、そこは素人のやることで、交配させてそのままにしたり、子供を
 取ったときに男女を間違ったり、脱走したあと違うカゴに入れられたりと、
 チャンスはたまにあります。

 ネズミにも相性はあるようで、子供を取る目的で2匹を一緒に住まわせても
 全然子供ができないことがあります。お互い気が合わなくて喧嘩ばかりして
 いるのが多いのですが、せっせと励んでも全然生まれないのもいます。それ
 ではと相手を代えるとすぐ子供ができたりする。こういったところは人間も
 ネズミもかわりないようです。

                     玉川 進(たまかわ すすむ)
                     旭川医科大学第一病理学講座


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