手技11:気管内挿管

 
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基本手技

手技11:気管内挿管

医師にしか認められていない気管内挿管。厚生労働省では救命士にも気管内挿管を認めるか検討を始めた。

ここでは、気管内挿管の手技を見てみよう。


気管内チューブ。マリンクロット社製。

カフに穴が空いていないか確認する。

患者が就眠した直後からバッグマスクで人工換気を行う。


喉頭鏡の挿入方法。口を開け、前歯とブレードの間に上唇が挟まらないように注意しながらブレードを進める。

喉頭展開し声帯が見えたらチューブを持っていくのだが、なかなか難しい。

チューブ先端が声門に行かないときには喉仏を押してもらう。

患者の右口角を引っ張ると視界が広がる。

それでもダメなときにはスタイレット(チュー部内の白い針金)を入れると声門に誘導しやすくなる。

チューブが声帯を越えるとスタイレットを抜き、目的とする深さまでチューブを入れた後喉頭鏡をゆっくり引き抜く。


チューブが気管にちゃんと入っていると呼気でチューブが白く曇る。


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