210311救急隊員日誌(198)非番日の過ごし方

 
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救急隊員日誌
月刊消防2020/11/1, p86
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非番日の過ごし方

 

普通ならセミナーの日だのだけど...

普通ならセミナーの日だのだけど…

Facebookを開いてみた。登山にキャンプ、釣り。週末に旅行に出かけることはとても出来ないで、遊びは自然と限られてまう。「それにても、こ子お父さんそっくりだよね。」「キャンプ道具めっちゃこだわってる!」画面に映出されるは、よく知る友人と家族そうな笑顔だ。これまで投稿は、週末となればMCLSやAHAような「教育コースに参加てきたよ」的な近況報告が多かったが、新型コロナウイルスせいで軒並み中止となり、そ投稿を目にすることは無くなってまった。

かくいう私も、コース役員とか、委員会とか、様々手伝っている。消防勤務が終わって家に帰ると、まずはパソコンを開いてメールチェック。コースに関する協議事項、申請、問い合わせ対応を行う課だった。電話で問い合わせも多い。郵送することも多く、郵便局にも足繁く通う。によくこんなこと出来るなぁ思うときもあったけど、何より成長を感じる達成感もある。こんなことを10年以上も続けていると、これらはもう常レベルで、特に苦も感じなくなっていた。

今年2月くらいからか、10年以上続けてきたあらゆる作業がパタリと止まった。あるは「感染者を出さないようにコースを開催するにはどうすればよいか。」という超難問。もともとボランティアなで、収入が減って困ったということはないが、ここまでやることが無くなってまうとどうも空虚感に襲われてまう。にパソコンを開くことはほとんどない。目線は家族に向いていて、趣味も少増えた。「土になればどこか県外へ出かけてまうお父さん」から、「あ手こ手でいつも遊んでくれるお父さん」に変身することになり、子供や妻笑顔も増えたような気がする。これはこれでもちろん楽幸せだ。たいてい消防お父さんって、こんな感じでごすかな?今まであんまり子供に構ってあげてなかったな。と思ったりもた。

オンライン研修会も上手に使えば、移動時間もない、準備手間も大きく省ける。それだけ自分時間も増えて、結果的に幸せな人もきっと増えるだろう。そんな話を教育コース委員長と話をいると、「じゃあ試行コース考えてくれる?」とやっぱり振られてまった。私常になりつつあった家族にやいお父さんは、意外とあっさり終わりを迎えたようである。「お父さんパソコン開くぶりだよね。」「私、パソコン覚えたいんだけど教えてくれる?どうせお父さんも暇でょ。」と反抗期ツンデレ娘が話かけてきた。これも家族に優いお父さん効果か!?売り言葉に買い言葉。「ま、いいけど?」とそっけなく返事をてみたが、やっぱり顔がにやけてまった。

ウイルスに怯えながらごすこ状況は一体いつまでつづくだろうか。忙々が、ように感じてまうには十分な時間が経ってまった。はやくいつも通りに戻ってほいという気持ちと、教育コースが再開たときに、これまでメンバーがコースに戻ってきてくれるだろうかという不安が入り混じる。かくいう私も、かわいい娘こういった姿を見ると、もう少バランスを考えてもいいかなと思い始めている。

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