月刊消防 2025/10/01-12/01
月刊消防 2025 OCT 1; 47(10):4-7
月刊消防 2025 NOV 1; 47(11):40-4
月刊消防 2025 DEC 1; 47(12):49-53
本市水難救助体制の強化について
~激甚化する水害に備え、水上オートバイ活用に向けた取組み~
目次
1.はじめに
豊橋市は令和6年4月1日現在人口367,142人、面積261.91k㎡で、愛知県の東南部に位置し、一級河川豊川が、市の北東から南西へ流れ、東は弓張山地を境に静岡県と接し、西は三河湾、南は太平洋に面し、豊かな自然と温暖な気候に恵まれています。また、市内は農業が盛んに行われ、国定公園に指定されている三河湾には、国際貿易港である「三河港」を擁しており、東三河地域の中心都市として、平成11年4月中核市に移行し、平成28年8月には市制施行110周年を迎えました。
2.本市の消防体制
当消防本部は1本部、2消防署、2分署、4出張所で、消防職員数は347名で、山間部、河川、海、鉄道、自動車専用道路などで多種多様な災害が発生しています。
水難事故については、三河湾、太平洋、一級河川と異なる環境において、ポーターボート4艇、ウレタンボート1艇、ゴムボート4艇、中型水陸両用車1台、水難救助用車両2台、水上オートバイ2艇を駆使し、潜水隊及び特殊水難救助隊等で対応しています。
3.特殊水難救助隊とは
特殊水難救助隊とは、令和5年9月10日に発足した水上オートバイ隊で、河川や三河湾で起きた水難事故に出動します。出動件数は令和5年度中は1件、令和6年度中は11件(令和6年10月31日現在)となっています。
水上オートバイは、ジェットポンプ推進を動力としたもので、PWC「パーソナル・ウォーター・クラフト」とも呼ばれています。以下の説明では、水上オートバイをPWCとして説明させていただきます。
4.PWC導入の経緯
令和5年度、市内企業からPWCの寄贈を受け、豊橋市南消防署西分署へ配備され、令和6年度に豊橋市南消防署大清水出張所に2艇目を配備し、令和6年11月1日より2台同時運用が開始されています。2台体制により現場到着時間の短縮や2台同時運用時には、検索や救助範囲が拡大するなどの効果が期待できます。2艇とも愛称は、「ブループルメリア」となっています。
PWCは小型船舶と比べ高速、かつ、低水位で航行可能であることから、急流な河川、浅瀬が点在する三河湾、波高が高い太平洋を管内に抱える本市では、有効な資機材となります。
PWC救助は、今まで活動が困難な環境で救助可能となる反面、操縦者・搭乗救助員の危険性は高く、操縦者の技術・救助員との連携については高いものが求められます。
しかし、本市ではPWC導入実績がないことから、近隣消防本部との連携訓練や民間PWC救助団体の講習を受講するなど手探りで取り組んできました。その取組について説明します。
5.取組
特殊小型船舶操縦免許を令和5年7月に計6名取得後、同年8月初旬にPWCが納入され、民間PWC救助団体の講習を2日間受講しました。
その後、近隣消防本部(愛知県田原市、静岡県湖西市)との合同訓練や本市隊員での訓練を、当番及び非番での訓練を実施し、令和5年9月に特殊水難救助隊として発足式を迎え、運用開始しています。
令和6年度には、運用基準の変更や隊員養成プログラムを作成し、ドライバーや搭乗救助隊員(レスキュアー)の養成を計画的に実施できる体制を整備しました。また、初めて愛知県内で水上オートバイを保有する消防本部及び隣接する静岡県湖西市消防本部の計6艇の水上オートバイが集結し合同訓練を実施しました。各隊が抱える課題を話し合うことにより広域応援時における連携強化など、人材育成にも力を入れています。
6.PWCについて
(1)PWC搬送方法及び活動時の服装
本市では、PWCを写真のような形で現場までけん引しています。
写真2

写真2
防災業務車とPWC
乗船する隊員は、夏季はウエットスーツ(写真3)、冬季はドライスーツ(写真4)を着用し活動しています。

写真3
ウエットスーツ着用している隊員

写真4
ドライスーツを着用している隊員
(2)PWCのメリット
・PWC後部に取り付けたライフスレッドにより、要救助者を迅速に救助できる。
・最大速度時速110キロメートルと高速走行でき、旋回性能が非常に高い。
・舟艇では活動できなかった高い波、急流、浅瀬での活動ができる。
・船外機のプロペラが露出していないため、隊員などを負傷させる危険性が低い。
(3)PWCのデメリット
・吸水口へごみを吸い込むと航行不能になることがある。
・PWC後方の噴射が強く、隊員などを負傷させる危険がある。
・高速走行時には、転落などの危険が高い。
7.本市のPWCの諸元及び各部名称
(1)豊橋PWC1(豊橋市南消防署西分署)
写真5
船体名称:ヤマハウェーブランナー「VX CRUISER HO」
最大搭載人員:3名
船体長さ:3.37m
全幅:1.24m
全高:1.2m
乾燥船体重量:360kg
燃料:無鉛レギュラーガソリン専用
最大容量70L
最大燃費消費量:49.7L/h
航続時間(全開):1.41時間
エンジン型式:4ストローク水冷DOHC
4気筒
総排気量:1812cc

写真5
豊橋PWC1の全体写真
(2)豊橋PWC2(豊橋市南消防署大清水出張所)
写真6
船体名称:ヤマハマリンジェット
「FX CRUISER HO」
最大搭載人員:3名
船体長さ:3.56m
全幅:1.23m
全高:1.23m
乾燥船体重量:374kg
燃料:無鉛レギュラーガソリン専用
最大容量70L
最大燃費消費量:48.7L/h
航続時間(全開):1.44時間
エンジン型式:4ストローク水冷DOHC
4気筒
総排気量:1898cc

写真6
豊橋PWC2の全体写真
(3)各部名称

写真7
PWCの後部と名称

写真8
PWCの操作部分と名称
8.PWC救助で使用する資機材
(1)ライフスレッド
写真9、10
要救助者を水上バイク後方のライフスレッドへ収容し搬送をします様々なライフスレッドがありますが、空気式のものを使用しています。
全長1.77m
全幅1.05m
厚み10cm
2層PVC構造
適正空気圧:8~12psi
重量約10.5kg
軽量でPWCの推力に影響が少なく、クッション性もあり要救助者に対して安全です。

写真9
ライフスレッド全体写真

写真10
ライフスレッド装着写真
(2)レスキューチューブ
写真11
PWCが接近困難な場合、搭乗救助員がレスキューチューブを携行し泳いで要救助者へ接触し救助する際に使用します。
(3)ショートフィン
写真11
PWCから泳いで救助する際にも使用しますが、PWCから転落した際、泳いで陸上まで戻る場合など、トラブル時にも使用します。

写真11
レスキューチューブ、ショートフィン
(4)ジェットランチャー
トレーラーから水面へ搬送し入水させるためのPWC専用台車です。
写真12

写真12
ジェットランチャー
9.PWCの入水方法
(1)積載トレーラーから、延長レールを延ばして直接入水させる方法
写真13
車両が寄り付ける場合は、迅速に入水できます。

写真13
延長レール延長している写真
(2)積載トレーラーから、ビーチスタンドを使用して入水させる方法
写真14
車両が寄り付ける場合は、迅速に入水できます。

写真14
延長レール延長している状況
(3)ジェットランチャーに載せ替え入水させる方法
写真15、16
車両が寄り付けない場合に使用しますが、本市ではこの方法での入水が多いです。

写真15
トレーラー後方にジェットランチャーを設定している状況

写真16
PWCを積載している状況
(4)防災業務車(搬送車両)の積載状況
写真17

写真17
防災業務車後部の積載状況
第二部
前半ではPWCの名称、資機材の説明をしましたが、後半ではPWCの救助方法、現場活動事例、合同訓練状況について説明させていただきます。
救助方法の写真については、警防服で撮影していますが、夏季はウエットスーツ、冬季はドライスーツで活動をしています。撮影については、分かりにくくなるため陸上で撮影しました。講習を受講している一般社団法人ウォーターリスクマネジメント協会の救助手技となります。
10.PWCを活用したフォーメーション(交差手法)での救助方法
波のある現場・障害物がない現場で有効
接触から離脱が迅速であるが、低速での操船技術が必要
(1)フォーメーションA
意識ありの要救助者や隊員がライフスレッド上に乗る方法
例:要救助者が意識あり、自力でライフスレッドへ乗り込める場合に使用する。
・左舷にてドライバーが要救助者の左手首付近を確保
写真18
・ライフスレッドから乗り込むように指示し乗り込ませる。
写真19、写真20

写真18
左舷にてドライバーが要救助者の左手首付近を確保している状況

写真19
ライフスレッドから乗り込むように指示し乗り込ませる状況

写真20
乗り込んだ状況
(2)フォーメーションB
意識ありの要救助者に対し、隊員がライフスレッド上から救助する方法
例:要救助者が自力でライフスレッド上に上がれないが、補助すれば乗り込める状況で使用する。
・左舷にてドライバーが要救助者の左手首付近を確保
写真21
・スレッドから乗り込むように指示し隊員は要救助者の乗り込みを補助する。写真22、写真23

写真21
左舷にてドライバーが要救助者の左手首付近を確保している状況

写真22
隊員はライフスレッド上で乗せ込みを補助している状況

写真23
要救助者確保状況
(3)フォーメーションC
意識なしの要救助者に対し、隊員が水面に入水、要救助者を迅速に確保し、ライフスレッドへ救助する方法
例:波間で意識を失った要救助者へいち早く接触し浮力を確保する場合に使用する。
・隊員が水面に入水し、要救助者を確保する。PWCは一旦離脱する。
写真24
・PWCが、再進入し、ドライバーが要救助者の左手を確保後、隊員がライフスレッドに乗り込む。写真25
・ドライバーと隊員は協力し、ライフスレッド上へ要救助者を乗せ込みする。
写真26、27

写真24
隊員が水面に入水している状況

写真25
要救助者を確保し、ドライバーが左手首付近を確保している状況

写真26
ドライバーと隊員が協力し、ライフスレッドに乗せ込んでいる状況

写真27
要救助者確保状況
(4)フォーメーションD
意識なしの要救助者に対し、隊員がPWCから離れずに、要救助者を確保する方法
例:意識を失った要救助者が浮力体を持たない状況において、隊員がPWCから離れることが危険な状況に使用する。
・隊員がライフスレッド後部へ入水し、要救助者を確保する。
写真28
・隊員が要救助者を仰臥位にし、足で挟み確保する。
写真29

写真28
ライフスレッド後部において、要救助者を確保している状況

写真29
隊員が要救助者を仰臥位にし、足で挟み確保している状況
11.PWCを活用したラウンド(船尾回転手法)での救助方法(PWC後部からの救助方法)
障害物がある場面で有効であるが、救助に時間がかかる。
PWCが前方から接近してくる恐怖がないが、旋回操船技術が求められる。
(1)ラウンドA
後進で接近した後、意識ありの要救助者や隊員がライフスレッド上に乗る方法
例:PWCの進行方向に堤防など障害物がある場合で、要救助者が意識あり、自力でライフスレッドへ乗り込める場合に使用する。
・後進で接近する。
写真30
・ライフスレッド後部から乗り込むように指示し乗り込ませる。
写真31

写真30
PWCを旋回、後進で接近している状況

写真31
ライフスレッド後部から乗り込むように指示し乗り込んだ状況
(2)ラウンドB
後進で接近した後、意識ありの要救助者に対し、隊員がライフスレッド上から救助する方法。
例:PWCの進行方向に堤防など障害物がある場合で、要救助者が隊員の補助でライフスレッドに乗り込める状況で使用する。
・後進で接近し、ライフスレッド後部から乗り込むように指示している状況
写真32
・隊員は要救助者の乗り込みを補助する。
写真33
要救助者確保状況については、他の救助方法と同様のため写真は省略します。

写真32
PWCを旋回、後進で接近している状況

写真33
隊員はライフスレッド上で乗せ込みを補助している状況
(3)ラウンドC
隊員が水面に入水、要救助者をレスキューチューブで確保する救助する方法。
例:テトラなどに要救助者が挟まれPWCが水深などの問題で接近困難な場合に使用する。
・隊員がレスキューチューブを携行し水面に入水し、泳いで要救助者に接触し、レスキューチューブで確保する。
写真34、35
・合流地点で接触し隊員がライフスレッドに乗り込んだ後、要救助者を乗せ込む。
写真36
・要救助者確保完了
写真37

写真34
隊員が水面に入水し泳いで要救助者へ向かっている状況

写真35
要救助者を確保し、レスキューチューブを縛着している状況

写真36
ライフスレッド後部に乗せ込んでいる状況

写真37
要救助者確保状況
(4)ラウンドD
後進で接近した後、意識なしの要救助者に対し、隊員がライフスレッド後部から隊員が要救助者の両手を掴み、要救助者を救助する方法
例:PWCの進行方向に堤防など障害物がある場合で、PWCから離れることが危険な状況に使用する。
・隊員がライフスレッド後部から、要救助者の両手を掴み乗せ込む。
写真38、39
・要救助者確保完了
他の救助方法と同様のため写真は省略します。

写真38
隊員がライフスレッド後部から、要救助者の両手を掴んでいる状況

写真39
ライフスレッドへ乗せ込んでいる状況
12.水難事故での活用事例
令和5年度の発足後の出動実績は、三河湾内において、車両が堤防から海へ転落した水難救助活動に出動しました。
現場ではなく入水場所へ出動し、操縦者と救助員の2名で現場へ向かいました。現場での活動内容などは以下のとおりでした。
(1)潜降索のブイの設定
潜水隊員の負担を軽減し、迅速な活動に繋がった。
潜降索のロープが、PWCへ吸い込まれる危険があった。
(2)潜水隊員の水面搬送
潜水ポイントまでの迅速な潜水隊員搬送が潜水隊員の体力温存に繋がった。
(3)要救助者の水面搬送
水没車両内から救助された要救助者を、PWCのスレッドへ乗せ、PWC救助員がCPRを実施しながら、水面搬送を実施した。
(4)他機関船舶(海上保安庁及び警察)との連携
消防指揮本部と他機関船舶への伝令により、他機関からの進言や消防の活動を情報共有でき、安全で迅速な活動に繋がった。特に海上保安庁からソナーでの車両検索の申し出により早期の水没位置の特定に繋がった。
13.その他の出動について
令和6年度については11件の特殊水難救助隊の出動があり、活動ありは6件で指令から現場到着までは平均15分となっています(令和6年10月31日現在)。
河川に浮いている要救助者をPWCライフスレッド上でCPRをしながら岸へ搬送した事案、三河湾内で意識ありの要救助者の救助事案や海上保安庁船舶と連携し要救助者を救助した事案などで、今までは救助に時間を要していた事案においてPWCを有効活用して早期に救助することができるようになりました。
令和5年度、指令から現場到着まで23分(事案件数1件)でしたが、訓練による入水準備の迅速化や入水できる場所を調査し増やしたことにより、令和6年度は平均15分と現場到着までの時間を大幅に短縮することができました。
現場到着が早くなったことにより、PWCを活用する場面が増加し、早期に要救助者を救助できるようになったことはもちろんですが、隊員が泳いで救助することが減り、安全管理面でも有効となっています。
14.実災害を踏まえた活用方法の検討・検討を踏まえた潜水隊との連携訓練
運用開始前から、救助隊との合同取扱訓練、全消防署所へのZOOMを活用したPWC取り扱い説明などを実施し共通認識を図りました。
実災害での検討では、より具体的な活用方法が検討され、検討を踏まえた潜水隊員との訓練を実施し、連携強化に繋げることができました。
実災害での活動内容と重複する部分もありますが、以下が主な連携訓練内容となります。
(1)潜降索のブイ設定
ロープの吸い込み危険の周知
(2)潜水隊員水面搬送(ライフスレッドへの搭乗方法)
迅速な救助のための水面搬送や潜水隊員の安全確保のために実施
(3)要救助者搬送
ア
ライフスレッドへの要救助者収容
水面からライフスレッドへの確実な引き渡しや迅速な陸上への救助のため実施
イ
搭乗隊員が入水せずに、担架を使用し要救助者を収容
隊員の感染リスクを低減するために実施
写真40

写真40
担架の設定状況
(4)他機関船舶との連携
潜水隊員の安全確保・他船舶の警戒を実施することを再確認
16.他市消防本部との合同訓練
近隣消防本部の協力を得て合同訓練を実施し、技術の向上を図っています。主な訓練内容についてご紹介します。
(1)令和5年度
愛知県田原市及び静岡県湖西市との3市合同救助訓練
隣接消防本部との合同救助訓練を実施し、技術の向上及び他市の取組を確認しました。
市民の安全・安心を守るため、効果的な人材育成を実施するためにも、消防・警察・海上保安庁などの官公庁と連携強化を図ることはもちろんのこと、民間と連携(講習受講など)することの重要性を田原市や湖西市の取組事例を聞くことにより再認識することができました。
(2)令和6年度
愛知県全PWC及び静岡県湖西市PWC
6艇による合同訓練
愛知県で初めて愛知県の全PWC(豊橋市、西尾市、常滑市、田原市)及び静岡県湖西市のPWC6艇での合同訓練を実施し、激甚化する水害に備え広域連携の強化を図りました。
PWC6艇による合同訓練では、各隊が抱える課題などを話し合う時間も設け、他市の取組みを確認することができました。大規模な合同訓練が初めてであったため、他市の取組を確認できた有意義な訓練となりました。
以下に訓練で使用した各隊の課題を一部掲載します。
ア
PWC6艇による合同訓練
訓練前にアンケートを実施し、各隊が抱える課題を検討
写真41、42

写真41
6艇の水上オートバイで訓練している状況

写真42
訓練前アンケート結果
イ
トラブル対応
エンジントラブル時などに備えた曳航訓練
2艇での活動時に他の1艇から隊員が落水(2名)した場合の対応手順など
普段1艇ではできない訓練を実施し愛知県内及び近隣の静岡県湖西市PWCの共通認識の向上を図りました。
ウ
複数艇での連携救助訓練
複数艇での救助方法の統一を目的に実施しました。他市と連携する際に、共通の救助方法が周知されることにより連携強化を図りました。以下写真は、2艇での救助方法ですが、撮影の都合上1艇での撮影となっています。写真43、44、45、46

写真43
1艇目の隊員が入水し、要救助者確保に向かう状況。その後、1艇目は離脱する。

写真44
要救助者救助のため、2艇目が進入する。

写真45
1艇目の隊員が確保した要救助者を、2艇目のライフスレッド上の隊員と共に乗せ込んでいる状況

写真46
1艇目が再進入し、隊員を乗せ込んでいる状況。(その後、離脱する)
エ
想定訓練
津波、豪雨災害などを想定した、多数要救助者を複数艇でどのように救助するかを目的とし訓練を実施しました。写真47

写真47
想定訓練後の検討写真
17.今後の検討
現在の活動範囲は、河川、湾内での活動をしているため、水難救助活動について操船スキルを向上させる必要があると感じています。
また、津波災害では要救助者が流されている場面も多く、河口での検索活動を実施する可能性があり、豪雨災害では都市部においての多数の要救助者が発生する可能性があります。その中で、水上オートバイが有効であることは間違いありませんが、隊員の育成、救助方法の確立、広域応援時の連携など今後も継続して検討していく必要を感じています。
今後も近隣消防本部の協力も得ながら技術の向上を図り、厳しい状況でも必ず救助できるように訓練を継続していきたいと思います。

所属:豊橋市消防本部
出身:愛知県豊橋市出身
消防士拝命:平成13年
趣味:登山、吹奏楽、ダイビング
著者

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