110923工夫(第7回)二輪車隊の創設と原子力発電所対策

 
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工夫

第7回

二輪車隊の創設と原子力発電所対策

佐々木貴紹

八幡浜地区施設事務組合

top写真
伊方原子力発電所

1 はじめに

八幡浜地区(施)消防本部は1本部1署3分署・救急車5台・消防職員100名で管内人口5万6千人余りの尊い生命を守っています。

管内の特色として、東と南の二方が山に囲まれ、北は瀬戸内海の伊予灘に山が海岸まで隣接し、リアス式海岸特有の入江が多い地形となっており、西には日本一細長い佐田岬半島が延々52kmにわたり豊後水道に延びています。これらの地域のほとんどが山間地帯であり、平坦部はわずかで市街地を形成しています、その他の地域は山すそと海岸とのわずかな平坦部に集落が点在しています。そのため救急車の現場到着までに30分以上の時間を要する地区もあります。(図1)

また、当地域は四国の最西端に位置することから、九州大分県の各都市を結ぶ海上交通の基点とともに、漁業基地港としても西日本屈指の港としてひらけています。農業においては柑橘の生産が盛んで、私は日本一おいしいと思っています。読者の皆様も是非ご賞味下さい。

もう一つの特色として管内には伊方原子力発電所があります。初期被ばく医療等専門的な知識・技術が要求されます。そのため全国各施設で実施される様々な研修に全職員が参加し見識を深めているところです。

2 二輪車隊の創隊

救急隊の現場到着時間は全国平均7・9分で十年前に比べ1・8分の増加です(消防庁調べ)。当消防本部の現場到着の平均時間は8・9分です。傷病者接触までの時間短縮を図り救命率の向上と後遺症の軽減を目的の一つとして、平成22年4月1日から10名の隊員(内救急救命士4名)と2台の二輪車で二輪車隊運用を開始しました。

コンビネーションスラローム
訓練風景(写真1)

二輪車隊員は、救急標準課程修了者等で普通自動二輪車免許取得者(2年以上経過した者)の中から所属長推薦者と希望者を集い、約2ヶ月の訓練の後、選考試験に合格した者が任命されました。試験内容はコンビネーションスラローム(写真1)、8の字走行、急制動等の実技試験と併せて道路交通法規の試験が行われました。実技試験の評価は隊長(全国二輪車普及協会指導員)が行いました。

(1)二輪車隊の現況と展望

二輪車隊は火災や震災などの発生時に、いち早く現場の情報を収集し、救助へつなげる「初期活動」という重要な任務を担っています。二輪車隊は防火・防災を呼びかけるための広報活動が主とされていますが、本来の目的は二輪車特有の高い機動力が必要とされる山林火災、また「阪神・淡路大震災」の教訓からも、災害現場での活躍を目指し、災害時の避難誘導、災害状況等の情報収集、簡易消火器を活用した初期消火や負傷者の応急処置などを任務としています。

現在は、二輪車を使用した救急訓練や火災とまぎらわしい煙の先行調査等を行っています。また、最近では、佐田岬半島を歩く佐田岬ふるさとウォーク2010のサポートを行い、参加者の「安全」を見守りました。大会参加者には好評で、話しかけてくる人、写真を撮る人が多く戸惑いながら対応をしました。

近々の計画として、二輪車を5台に増やし、管内の地理的条件や災害種別、規模を考慮した救急活動、徘徊者等の捜索活動、様々な活動を計画しています。

(2)現場到着時間の比較について

比較的よく通行する山間部と海岸部の現場到着時間を比較調査しました。

現場到着時間の比較(山間部)

救急車  約16分で到着
二輪車  約10分で到着
約6分短縮

現場到着時間の比較(海岸部)

救急車  約22分で到着
二輪車  約16分で到着
約6分短縮
※救急出動時間と同時刻に実施

(3)考 察

山間部(写真2)は、狭路が長く路面が悪い。また、居住地が点在し傷病者宅がわかりにくいことが特徴です。

海岸部(写真3)は、Rのきついカーブが続き、家々の間を縫う様に道路が造られ、飛び出し等の危険性が高いことが特徴です。両地区に共通することは、救急車の大型化に伴い、救急車が傷病者宅の玄関前に停車できず、停車位置からかなりの距離を歩かざるを得ないことが多いことです。

二輪車は狭路や悪路で力を発揮します。今回、制限速度内で走行をしましたが、中央車線の無い道路で前方から中型車以上の車両が対向してきた時でも、止まることなく走行できました。当たり前の事ですが、止まる時間が少ない事が到着時間の短縮に繋がり、二輪車の最大の武器であると再認識しました。

(4)この時間短縮を何に使う?

二輪車隊の活動は、救急隊との合流前に初期評価を終えることを目標に活動します。初期評価の目的は、意識ABCという生理学的な観点から、生命の危機を「迅速・確実」に判断することです。その上で傷病者の訴えや問題点を把握し、苦痛や問題点を改善します。また、時間に余裕があれば、確実に初期評価を行うため、経皮的動脈血酸素飽和度、血圧、体温等を測定します。

現場到着に20分以上かかる地区は多くあります。心停止で目撃のあった時間から救急隊がCPRを開始するまでの時間が10分から15分の場合、1ヶ月後社会復帰率は3・9%です。二輪車で救急隊の到着が資料1のように6分早くなったとしても社会復帰率にはあまり変化はないかもしれませんが、意識障害時の気道確保、重篤な喘息発作時の補助呼吸や酸素吸入など、早期の酸素化は後遺症の軽減と症状悪化の防止、苦痛の軽減に効果があるものと思っています。

私は、前記の理由から使用資機材として酸素マスクを子供用から高濃度まで各種積載し、LTと経鼻エアウェイも各サイズを揃え酸素化に重点を置いた装備としています。二輪車隊は現在1名で活動するため気管挿管は積載していません。

(5)資機材の紹介

装備品(写真4・5)

気道確保・・経鼻エアウェイ・LT
呼吸管理・・酸素一式・BVM喉頭鏡・マギール鉗子
循環管理・・ガーゼ等(外傷用)

AED(FR2)

(6)工夫

・酸素ボンベについて

酸素ボンベは背負い式バッグと二輪車のサイドバッグに入れて搬送する方法があります。二輪車の横幅の感覚は非常につかみにくく、狭路ではサイドバッグが突起物等に当たる危険が考えられるため、私は背負い式バッグを使用します。運転の安定性を維持するため、バックの高さは低めにします。

・隊員の熱中症対策について

二輪車は風にあたり、涼しいと思っていませんか。実は「大変暑い」のが現実です。夏場は熱中症対策が不可欠です。私はスポーツドリンク二本(傷病者用含む)を常に携行する様にしています。冬場は防寒服で快適です。とにかく二輪車は夏場が苦手です。

・感染防止について

感染防止の手袋について、ゴム手袋と、二輪車用の手袋を装着しての運転も、意外にフィット感があり運転には問題がありませんでした。少しムレますが、私は出動前の装着を考えています。冬のマスク着用と感染防止衣は防寒対策にも有効です。逆に夏場は暑いです。

(7)二輪車隊の結び

財政厳しい中ではありますが、機動力を確保するため二輪車を購入し新しい部隊を創隊したことが一番の「工夫」です。今後は、常時二輪車隊が救急出動できる体制を確保すること、二輪車隊員全員が緊急出動できるだけの運転技術と救急技術を習得することを目標としたいと思います。そのためには、白バイ隊員との合同訓練や教習所での訓練を計画し運転技術の向上に努めたいと思います。そして住民の安心・安全を守り、子供たちの憧れの部隊となれるよう訓練に励みたいと思います。

3 原子力発電所に対する取り組み

伊方原子力発電所は、四国で唯一の原子力発電所で1号機から3号機が稼働しています。その中でも3号機はプルサーマルによる発電が行われ、昨年話題となりました。

過去、我が国の原子力施設では、JCOの核燃料加工施設での臨界事故、美浜原子力発電所3号機タービン建屋内の蒸気噴出事故、柏崎刈羽原子力発電所の、3号機原子炉建屋の電源トランス火災等、様々な災害が発生しています。

注意:この原稿は2011年1月号に掲載されました。大震災の2ヶ月前です

 この様な災害において、受信要領を含め、初期対応は非常に重要です。JCOの事故では、通報内容のすれ違いから、3人の救急隊員が被ばくしています。当消防署では、少ない職員で多くの対応を強いられることから、全職員が各種講習会に積極的に参加し、知識・技術の習得に励んでいます。

また、原子力災害の対応を中心として、生物・化学災害に対応するため、2008年10月1日に、「特殊災害機動部隊」が創隊となりました。この部隊員は消防大学校でのNBC特別高度救助コースの受講、香川県消防学校での特殊災害科への入校、放射線医学総合研修所等のセミナーに参加し、今まで以上に高度な知識や技術を習得し、日々訓練に励み有事に備えています。(写真6)

(1)被ばくと汚染について
皆さんは、被ばくと汚染の違いが分かりますか。この事は、私達が原子力の各種講習会で必ず学習する事です。私見ですがこの違いが理解できれば、原子力災害での基本活動ができるのではないかと思います。
・被ばく レントゲンを受けた時と同じで体の中を通り抜ける事です。患者の健康障害が問題。

・汚 染 放射性物質がペンキのように身体表面に付着した状態。周囲に汚染が拡大する。

(2)救急活動の基本(放射線事故)
前記被ばくと汚染の基本を踏まえ、症例を通じて、私達の原子力災害時の救急活動と工夫を紹介したいと思います。

「想 定」
接触時はショック状態で、胸部に汚染がある想定を簡単に説明します。

「情報収集」
◆ 傷病者の放射性物質の汚染を聴取。
◆ 救急活動を行う場所での被ばくと汚染の有無を聴取。
◆ 傷病者の重症度、人数を聴取。
※ 消防隊・救急隊の装備については、発電所から各災害のレベルに応じてFAXで指定があります。

「消防署から事業所への依頼」
◆ 救急車の誘導を依頼します。理由として発電所敷地内は広大で建屋内はかなり複雑になっています。私達だけでは迷ってしまいます。
※ 発電所入口から先導車が付きますので安心です。私は先導車に2人いれば、1人は救急車に同乗してもらい情報収集をします。
◆ 傷病者の引継場所を確認します。

「救急車・救急隊隊員の準備」
◆ 不要な物を救急車から降ろします。
◆ 救急車内の養生を行います。
※ 養生とは放射性物質による汚染が、救急車の壁、床、備品に付着し拡大しないように紙・ビニール等で覆うことです。
※ 当消防署では養生を行うことで出動が遅れるため、現場到着後、発電所職員に養生が必要なのか相談し、必要ならば発電所職員に養生を依頼します。
訓練では救急隊が観察を終え建屋内から出る頃には、発電所職員の手により養生は終了しており、直ぐに傷病者を救急車に収容できます。発電所職員の養生は手際がよく無駄がありません。また、最近は傷病者を包む搬送シートを使う機会が多く、この場合ストレッチャーや担架等の養生は不要で、床にシートを敷けばよく、非常に便利で効果抜群です。(写真6)
養生のポイント

(a) 当消防署ではストレッチャーのとめ
金具は、ビニールに穴をあけ、とめ金具が使用できるようにし、周りをテープで固定し破れが拡がらないようにします。(写真7)

(b) 通常の養生ではビニールが白色のため波形が見えにくい(写真8)

ためモニター類は見やすいように1個ずつ袋に包みます。(写真9)
(c)モニター類の配線は、スーパー等に置いてある傘入れの袋で包みます。

(d) 養生シートは余分にとりテープ固定します。(シートに座った時などにテンションがかかりテープがはずれる)  (写真10 )

◆ 感染防護服着装(上下)スタンダードプレコーションを行います。    (写真11)
※ 基本は一人での着装ですが、手袋や

シューズカバーにテープを巻く隊員を一人配置しておくと早く確実に着装できるので、私は人員を確保するようにしています。(写真12-13)

「現場到着」
◆ 放射線管理要員から放射線情報を確認します。個人線量計を受け取ります。
◆ 放射線管理要員に同行を求めます。
※ 必ず同行するようになっています。
※ 放射線管理要員は放射線の人体への影響を考慮し安全で合理的な管理を行う専門家です。以後「放管員」とします。
※ 個人線量計はレントゲン技師等が付けているフィルムバッジと同じで、外部被ばくの量を測定するものです。

「傷病者接触」
◆ 安全区域において、傷病者の処置に
あたった医療関係者や放管員から傷病者情報を引継ぎます(脱衣の状況等)
◆ 被ばく、汚染がある場合は緊急被ばく医療機関に情報を伝えます。(図2)
※ 救急隊による傷病者の引継は安全区域で実施することになっています。

この時忘れがちなのは、傷病者を救急隊のストレッチャーに移した後に手袋の交換をすることです。常時手袋を二重にしておき、下側一枚を残し、上の手袋を頻繁に交換します。私は一動作、一処置の廃棄を意識していますが、忘れることが多いので、接触前に放管員に忘れていたら指摘してもらうようにしています。手袋交換は、日頃の救急業務から意識する事が大切だと思います。

今回の想定はショックで胸部に汚染があります。救命優先のため胸部の汚染は残ったまま、胸部をドレープ(養生シート)で覆い搬送シートに包まれた状態での引継ぎが想定されます。
(写真14)
普通に酸素を流し、救急車に収容します。

※ 搬送シートの特徴は、ファスナーが
数箇所にあり、観察が容易なことです。顔面以外の二次汚染拡大を防止します。
ストレッチャーや担架だけではなく、車椅子にも使用できます。    (写真15)

※ 基本的に収容病院は初期、二次、三次の順に搬送をしますが、地域防災計画の中では、高線量被ばく時は初期被ばく医療機関を経ず二次、三次に直接搬送も可能です。また、創傷などの合併症がある場合は、市立八幡浜総合病院の医師で緊急被ばく医療アドバイザーの医師や発電所の関係者と相談して、直接二次被ばく医療機関に搬送することも可能ですが、二次被ばく医療機関までは、陸路で一時間以上かかるため、ヘリコプターでの搬送が有効です。しかし愛媛県の消防防災ヘリは、救急対応の出動をするまでに約15分の時間を要するため、迅速な飛行が困難です。その為、出動途上から緊急被ばく医療アドバイザーの医師と連絡をとりながら現場に向かい、発電所に到着するまでには、収容病院が決定し早期にヘリコプターを要請できるよう心がけています。また、汚染はあるが軽微な負傷の時は緊急被ばく医療アドバイザーの医師が発電所に出向き除染等を行うこともあります。

「車内活動」

放管員の指示を仰ぎバイタルを観察します。
※ 緊急時以外は放管員の指示を仰ぎ観察と処置を行うことが安全の近道です。
※ この症例では胸部には汚染があるので、搬送シートは開放しません。私は胸部のドレープはのけずに心電図の電極を手・足・顔に貼付し、致死的な波形の有無を診断できたらいいと思います。電位が低いため感度を上げて観察する事も考えています。
(写真15)
◆ 排泄物は、放射線汚染があるものと
して対応します。
◆ 市立八幡浜総合病院に状況報告をします。
◆ 胸骨圧迫は可能な限り養生の上から行います。本症例では、除細動は搬送シートを一度開放し側胸部にパッドを貼り付けます。その後、搬送シートを閉じます。上半身全体に汚染があれば、ドレープを除けて、パッドを貼り、その後新しいドレープで胸部を養生します。使用済みのドレープは回収袋に捨て、新品のドレープを使用します。除細動パッドの貼付など緊急時には、救命処置が優先されるため放管員の指示なしで搬送シートを開放し救命処置にあたります。救命活動後、放管員が対処します。(写真14)
◆ 基本的には静脈確保時は、放管員の汚染検査後、汚染のない腕で実施します。
※ 車内でも常に手袋を交換する事を忘れないこと。無線の受話器を触ることが多いので、私は機関員に無線対応を全て依頼する様にしています。無線の受話器をビニールで包むのもok。
※ 使用済資材は必ず回収袋に捨てます。私はストレッチャーに回収袋を貼り付け使用品を直ぐに捨てるようにしています。

「病院収容」
※ 情報が伝えやすいため、傷病者
のバイタルやMISTの報告は救急隊が行い、被ばくの情報等は同乗した放管員が行います。
◆ CPRを継続し病院に収容します。搬送シートごと病院ストレッチャーに移します。
◆ 救急車の養生を除去し汚染検査を行い、使用器材の汚染検査を行います。汚染検査と養生の除去は発電所職員に依頼します。
◆ 感染防護服の脱衣前と後に汚染検査を行い、個人線量計の数値を確認します。
氏名と生年月日の書いているビニール袋に入れて発電所職員に渡します。
※ 当消防署では脱衣を行う時には、箱の中にビニールシートを入れて、隊員がビニール袋の中にはいり脱衣します。
(汚染拡大防止)(写真16)

(3)放管員との関係を築く

工夫
放管員と密接な関係を築く

簡単ですが原子力施設での救急活動を紹介させて頂きました。「どんな事をしているのか」ぼんやりでも理解して頂けたら幸いかと思います。さて、救急活動の基本の中で、度々放管員という言葉がでてきましたが、放射線事故に対処するには、放管員の力が非常に重要で、私達が安全な活動ができるのは、放管員の力が八割以上占めていると言っても過言ではないと思っています。放管員との関係をより強固なものにするために、当署では特殊災害機動部隊を創隊し専門性を高めています。特殊災害機動部隊は放管員から放射線について難解な数式や物理学等を学び、放管員は消防から消火や救急活動を学びます。これにより互いの「職」を理解するようになり以前に比べ関係が強化されたように思います。しかし、各業界には業界用語と呼ばれるものが存在し、意志の疎通の壁になっています。現着・バイタル・既往症などは救急隊の用語でプレショック等は放管員には理解できません。このような用語を的確に伝えるためには、もっと強い関係が必要だと思います。その対策として放管員に救急車に同乗してもらい、私達の救急活動を見て・感じてもらうことで「職」に対し今以上に理解していただけるのではないかと思います。お互いが理解し合う事で私達の安全が担保され、ひいては住民の利益につながるものと思っていますので、是非実現したいと思います。

(4)むすび

原子力施設では、細心の注意を払い業
務を行っています。しかし、人が動けば事故は起こります。原子力施設においても例外ではありません。事故の大小にかかわらず、常に最良の対応がとれるよう、過去の事故を精査し、関係機関との連携強化に重点を置いた活動をしていきたいと思います。

4 終わりに

救急事故は年々複雑になり困難性の高い事象が増え、特定行為の拡大も急速に進み、救急隊員の負担も増えています。しかし忘れてはならないことは、救急業務は行政サービスです。当消防署では年間の消防費として、住民1人から約15,000円の税金を頂き、仕事をさせて頂いています。住民一人一人に公正無私で良質なサービスが提供できるよう救急技術の向上を図り、笑顔で15,000円分の安心と安全を提供したいと思います。
全国の消防職員の皆様、私達消防人がこの疲れ切った日本に元気を与えられるよう頑張りましょう。


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11.9.23/9:46 PM

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