富良野へ住民健康診断に行きました
富良野市の健診業務を旭川がん検診センターが請け負って実施しているもので、検診センターの職員に混じって富良野市の保健婦と私たち医師が仕事をします。
「高齢者の健康生活習慣調査」の結果から見える富良野市の高齢者の姿
富良野市保健福祉部保健課健康推進係長 木野 真由美
2002-2-4 11:30
076-0018 富良野市弥生町1番3号
富良野市保健センター保健課
Tel 0167-39-2200
Fax 0167-22-0950
セット健診の流れ。尿と便は自宅で取ってきたものを会場で回収します。
待つ間にこんなにたくさんの新聞雑誌が読めます。といっても大した待ち時間はありません。
検診室。広くて明るい。
総合保健センター保健予防係が受付をします。左奥から澤田道子さん、佐藤正義係長、佐藤ひろみさん。ちなみに佐藤さんたちは夫婦ではありません。
まず身長体重を計ります。基本健診事務員の佐藤武さん。
次に血圧測定。保健婦の松谷和江さん。いつもにこにこしています。
集められた尿はすぐ検査機にかけられます。
保健婦から問診を受けます。富良野市保健婦の青山絵美さん。
採血。手前は伊藤珠美さん、奥は井原春江さん。
心電図検査。検査技師の逸見洋子さん。いつも大変お世話になっています。
今回診察に付いてくれた富良野市保健婦・奥田由紀さん♡
去年も付いてくれました。
診察中。玉川進医師。医者らしく見えるでしょうか。
眼底検査。検査技師は石山好人さん。
一般健診が終わるとがん検診になります。がん検診事務受付の馬場真志さん。
アップで見てみましょう。
同じくがん検診事務受付の浅香伸一さん。
三人で並んでもらいました。
胃のバリウム検査を行います。
放射線技師の春木秀敏さん。
資料に示すとおり富良野市では高齢者が20年で約2倍となりました。そのため、保健・医療福祉分野の対策や介護保険サービスが開始されましたが、保健課は高齢者に対する保健サービスが現在の活動の中心となっています。
保健センター単独の事業として
- いきいき教室(介護予防事業)
- 虚弱高齢者・閉じこもりの人たちを対象に、週1回、血圧測定や体操・レクリエーションを行い、参加者の交流と閉じこもりの予防に役立てています。現在20名程度の参加があります。
- 家庭訪問
- 虚弱な高齢者や、介護保険の対象となるがサービスを受けていない人やその介護者20名
- 実態調査の結果、介護の危険要因(転倒・生活機能低下・閉じこもり・低栄養)のいずれにも該当している人で、今も介護保険のサービスを受けていない人44名も新たに訪問対象にしました。
- 家庭訪問対象数は以上合計で64名です。
- 高齢者の健康生活実態調査
- 生活環境や健康情報・身体状況をはじめ、転倒・閉じこもり・栄養状態等を調査し、介護保険の対象外の高齢者の実態調査を行いました。
- そのデータを元に老人クラブ連合会で3カ所に分けて講演会を実施しました。
- 健康づくり推進員や農村婦人部員等を集めた「健康づくり研修会」でも説明をしました。
- 講演会や説明を通して、日頃の活動の中で健康づくりや介護予防にどう取り組めばよいか一緒に考えていこうと提案しています。
その他
高齢者に対する保健指導や介護予防の対策は膨大であり、人員や予算の面からも行政だけでできる範囲は限られています。そのため、H14年度から社会福祉協議会や地域町内会などの自治組織と連絡会を開き、これらの組織と共同での事業を具体化する予定になっています。
富良野市保健福祉部保健課健康推進係長 木野真由美
総合保健センターの首脳陣。左から健康推進係・木野真由美係長、阿部盟保健課課長、稲葉久恵保健婦。
保健センターの保健婦さんたち。前列左から健康推進係・奥田由紀保健婦、中村文美保健婦、後列左から木野真由美係長、稲葉久恵保健婦、青山絵美保健婦、大坪智美保健婦。
銭勘定をしている保健予防係(左手前)安西義弘さんと(右手前)佐藤正義係長。奥は保健予防係・佐藤ひろみさんと健康推進係主査・今野一枝さん。
旭川へ帰る途中には十勝岳がきれいに見えました。
08.10.12/11:47 AM
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