060126第14回全国救急隊員シンポジウム 1日目
手技23:トリアージ の概念と意義 手技24:STARTトリアージ 手技59:スタート法を学ぶ 手技82:初めてのトリアージ(トリアージ訓練法):大島基靖(札幌)
トピックス
最新事情:トリアージは誰がやっても同じ 070205オーバートリアージが人々を救う 病院でのトリアージ(スライド) 手技62:トリアージとAED:最新のトピックス
災害/交通事故でのトリアージの経験
佐呂間竜巻災害(消防本部 佐竹信敏(遠軽)) 佐呂間竜巻災害(佐呂間消防先遣隊 野村林太郎(佐呂間)) 隊員の手の届かない重症外傷 応援出動を要した交通事故
写真集
070324第3回留萌管内救急勉強会in古丹別_大島OPS 060222上川北部救急業務高度化推進協議会 救急隊員研修会(OPS#31) 講義 060126第14回全国救急隊員シンポジウム 1日目 051130なかそら忘年会(OPS#29)トリアージ訓練 0501025 第1回留萌管内救急勉強会(OPS#28)ラリーA班
書籍
シンポジウム「効果的な救急隊員の教育訓練の検討ー各地域の取り組みからー」
第4席「興部進歩の会(OPS)の紹介」
発表中の松田幸司(興部)
2006-1-26 thr 16:20
新潟市 朱鷺メッセ 第二会場メインホール
私たちの発表を誉て下さいました熊本市消防局の方々
玉川進(旭川医大)内田麻美(熊本)坂本拓也(熊本)毎床智則(熊本)西岡和夫(熊本)
2006-1-26 thr 17:02
一日目の天候は曇り時々晴れ
↑朝9時。続々と参加者が到着
↑緊張しつつ朝食をとる松田幸司(興部)
↑会場に到着。受付を済ませる
↑綺麗なコンパニオンさんたちを撮ってみた。色白。皆さん新潟の出身だそうです
↑二度寝したうどちゃん登場
すぐスライド受け付けへ
うどちゃんは到着早々東京研修所の先生と合流
松田幸司(興部)と玉川進(旭川医大)は発表の場である第二会場へ
広い
↑パソコンには松田幸司(興部)の名前がある
展示場を見る
↑外傷アプローチを見る人たち。買ってね
新発売
↑トヨタの救急車には人がいっぱい
午前中はMCの話をしていました。いくつか聞きましたが、全然面白くなかった。MCは救命士だけのものらしい。数字並べたって感情は伝わって来ないし、何より自慢話みたい。
ただ新潟市民病院の広瀬保夫先生の話は人間味があってこれだけは面白かった。
↑弁当は1000円+前払い銀行振り込み料金
普通の1000円の弁当です。
ランチタイムセミナーでは小児救急の話を聞きました
長岡日赤の内藤万砂文先生。朴訥ながらぽろっぽろっと変なこと言うので面白い。
↑話の1/3は大雪のことでした。
↑数多くの経験から出た言葉はすぐに役立ちそうなことばかりでした。聞いてよかった
あんまり面白いので一つ質問
↑午後の一つ目大会場ではトリアージ。「集団救急災害への気付きのワークショップ」
これは発想法の古典である川喜田二郎の「KJ法」そのものでした。
↑「小児救急のピットフォール」
↑ポスターセッション。
一般演題 応急手当の普及
一般演題では熊本の内田麻美さんの演題を聞きました。目的も論旨も明快、猛練習したことが伝わってくる、いい発表でした。
14:35分からシンポジウムの打ち合わせ。マツコウは不安げに入り口で待っていました
↑打ち合わせ前のひととき
助言者の鈴川正之 自治医大教授(左)と司会の松田諭 名古屋市消防局消防部救急対策室長(右)
開催者側の方
会場入り
演者は前に座る
余裕
↑会場の入りは半分くらいか。
はじまり
↑松田諭 座長による問題提示
草加市消防本部 浅井厚紀さんと獨協医大 佐藤陽二先生
↑熊本市消防局 池田光隆さんと熊本医療センター 高橋毅先生の発表
緊張高まる松田幸司(興部)
↑発表開始。玉川進(旭川医大)は見ているだけ
↑スポットライト。まぶしいより熱かった。原稿は全て暗記していました。
流氷の写真あり、OPS中頓別の動画あり、楽しめた内容だと自負しています。
終了。ほっとした瞬間。
↑ディスカッションの用意
座長、進行にかなりもたついていました
緊張して喉が渇いたのでまず一杯
MCや128時間の取り組み方を座長はしきりに聞いていましたが、私たちOPSには関係ないし、だいたい救急隊員のなかの救命士の訓練にだけ議論を求めるというのはシンポジウム論題「効果的な救急隊員の教育訓練の検討」の名前にふさわしくないと考え、
「MCは地方には無縁だ。北見に運んだことは一度もない。救命士も興部全体の1/3だ。考えて欲しい。救急を支えるのは救命士やMCではない。底辺の底上げこそ最も必要なことだ」
期せずして会場から拍手をもらいました。
「良かったですよ」獨協医大の佐藤陽二先生から誉められる
熊本の内田麻美さんとご挨拶。
松木孝義(札幌)さん。
終わりました。みなさんすっきりした顔をしています。
左から 池田光隆(熊本消防)高橋毅(熊本医療センター)佐藤陽二(獨協医大)浅井厚紀(草加消防)
聞いてみて
1)厚木市消防本部:MC体制下における効果的な救急隊員の教育訓練の検討
強固なMC体制が構築された地域での教育訓練の一例。病院研修での時間不足を学会やJPTECなどの参加に点数を配分して、それらの合計で教育訓練の到達度を見るもの。全ての救命士の点数を把握している。
感想:利点としては客観的に到達度を見ることができる、他の地区でも導入が簡単。欠点として全く点数が取れていなくても罰則規定がない、つまるところ意味がない。結局は個人のやる気しかないようだ。厚木市立病院からは事後検証でフィードバックを行ってもそれが改善に繋がっているか判断しようがないという意見であった。意地悪な感想だが、実際のところこれが現在の状況を一番表している発表であった。
2)草加市消防本部:TQM手法による救急活動の標準化の推進
消防内部でいくつものワーキンググループを作り、色々な項目で標準化の議論を行いそれを実践に移す。標準化がなされているかどうかは上級救命士が救急車に乗り込み評価する。
感想:ワーキンググループを作ってもやる気がなければ結果はついて来ない。やる気がなくても民間のように左遷するわけにいかない。さらに上級救命士を一人余分に救急車に乗せるのは他ではまず無理なのでは。
3)熊本市消防局:救急研修ステーションを利用した救急隊員教育プログラム
ステーションを利用した教育は札幌でも行われている。ここのすごいところは標準課程者にも病院研修を行わせているところである。
感想:全ての救急隊員が病院研修を受けられるように、皆の納得の行くように勤務をシフトさせているのはすごいと思った。きっと上層部がその気になればどこの消防でも実行可能だろう。それより何より、高橋毅先生のこれまでの努力が手に取るように分かる内容だった。
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