070605第1回北見地区救急研修会in常呂_搬送トリアージ(写真)

 
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恒例の記念撮影です。

後列;小澤孝博(常呂)長谷修(津別)堀口慎也(常呂)上川俊彦(常呂)竹口悦史(北見)まえ寺澤頼和(北見)うしろ中山康大(端野)今野和弘(北見)寺崎正(端野)名達義晃(北見)福田慎也(北見)長瀬祥太(常呂)吉村浩司(北見)成田哲崇(北見)川辺清見(北見)萱森雅哉(端野)今村照正(端野)

中段:氷室光博(常呂)野口達也(津別)上ヶ島慎(北見)佐藤哲也(北見)本間康裕(常呂)為国学(常呂)村越裕史(常呂)今井義幸(常呂)玉川進(旭川医大)

前列:吉田紀代美(常呂)後藤眞(常呂国保)山口泉一(常呂)藤田隆(常呂)洞(常呂国保)鈴木(常呂国保)青木(常呂国保)

2007-6-5 tue 20:09

常呂消防講堂にて


動画コーナー(Apple QuickTime)

トリアージ総合訓練

6人を二隊がトリアージ。

後半は医師によるトリアージタックのチェックと搬送トリアージ(今井義幸(常呂)による指導)

最後に記念撮影


第3部
1回目は、本署3名、端野支署1名を選出。
2回目は、西出張所1名、津別消防1名、常呂支署2名を選出。
傷病者役は、2回続けて担当(想定同じ)。
続けて2回実施した後に、傷病者役から回答をもらい評価をする。

第3部(2回とも同じ想定で、2回目終了後に傷病者想定を発表)

想定 建物倒壊事故。(傷病者想定で口頭で伝える必要なものあり。)

傷病者(3)-A “落ちてきた物が右腕にあたって、右前腕閉塞性骨折。座位。意識-興奮状態、受け答えは可能。
呼吸-24回。命令-可能。歩行-可能。 「III・緑」”
バイタル安定しており、緊急の治療は必要ない状態。左上肢にタッグをつける。

傷病者(3)-B 側臥位。意識-JCS300。呼吸-気道確保後も無し。脈拍-無し。 「0・黒」
CPA。CPRは実施しない。

傷病者(3)-C 頭を強打。頭頂部の皮下血腫。嘔吐あり。意識-清明。呼吸-18回。脈拍-100回。歩行-不可。 「II・黄」
頭蓋内病変が疑われるが、バイタルが安定しているので「II・黄」とするが、急性硬膜外血腫では、意識清明期が認められる事があり、意識レベルの変化に十分注意が必要。意識悪化時は、「I・赤」とすべき。

傷病者(3)-D “壁に90分以上両大腿が挟まれていて救出されたばかり。両足麻痺、発赤あり、腫脹あり、足背動脈触知可能。仰臥位。
意識-JCS3。呼吸-24回。脈拍-120回。歩行-不可。 「I・赤」”
“圧迫された後、血液の再灌流時に生じるクラッシュ症候群を考慮する症例。突然の心停止を来す高カリウム血症の
補正、筋膜切開、血液透析等が必要となる場合があり、高次医療機関への早期搬送が不可欠です。”

傷病者(3)-E 高所からの転落。骨盤骨折、左下腿開放性骨折。仰臥位。意識-JCS1。呼吸-30回。脈拍-110回。歩行-不可。 「I・赤」 模擬外傷キット装着
骨盤骨折、外傷性ショック、左下腿開放性骨折(この骨折のみならII・黄)。

傷病者(3)-F 仰臥位。意識-JCS3。呼吸-30回。脈拍-100回。腸管脱出。歩行-不可 「I・赤」 模擬外傷キット装着
腸管脱出。

タイムテーブル(拡大)


最後は総合トリアージです。6人の患者に対して二隊が一緒にトリアージするもの。時間は9分。

↑訓練説明

↑所属で2人出します。さながら対抗戦。それで円陣を組んでいるのです

↑お前が、俺が、と言っています

ようやく決まったようです

↑患者が寝ています

↑スタート

テレビクルーも狙います

↑終了

↑ここからはタックの色合わせ

隊でタックの色が違う

↑時間が余った隊もあるのに満足に書いてあるタックは一枚もありません。特に署名がない。

後藤眞(常呂国保)先生にも見てもらう

同じ赤で搬送順を講義する今井義幸(常呂)。腸管脱出・骨盤骨折・クラッシュ症候群。順序はどうなりますか。クラッシュ→骨盤→腸管脱出の順になります

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