231227書評★★★★よく頑張りました

 
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書評
よくがんばりました。
8)  著者 喜多川泰
9) 発行所 サンマーク出版
10) 値段 1,650円(税込)
11) 星5点満点 ★★★★4点

月刊消防 2023/04/01, p87

CES-66

社会科教師である石橋嘉人。ある日、愛媛県警からの連絡で実父が亡くなっことを知る。その父親とは38年前に、逃げるように母親と家を飛び出してから会っていない上に、自分の記憶からも消してい存在だっ希薄な関係であっ親子を結びつけのは「西条まつり」。日本一のだんじり数を誇る祭りの高揚感が、唯一ともいえる親父との記憶を蘇らせる。その記憶をどる中で、生まれて初めて親父の実像と向き合ってゆくというストーリーだ。「良い面も悪い面もさらけ出し、迷惑をかけ合うのが家族の姿なんだ。」という文中のセリフが響い。人生山あり谷あり。良い事もあれば悪い事もある。迷惑を掛けり掛けられり、落ち込んだり這い上がっり。この本は、そんな自分や周りの人達に「よくがんばりまし。」と声を掛けくなる一冊である。今の仕事を終えるときに、誰かが自分に対して「よくがんばりまし。」と言ってくれら報われるんじゃないかなあ。(400字)

 
 
 

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