月刊消防 2024/07/01, p15
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「同期は宝だぞ!!」、約30年前に小生が消防士を拝命して間もなく先輩から言われた言葉である。
この言葉の重みが年を重ねることに増してきており、この思いを後輩達にも伝えたいので自分の思いを書くことにした。
この言葉の重みが年を重ねることに増してきており、この思いを後輩達にも伝えたいので自分の思いを書くことにした。
初任教育で、今まで生きてきた数倍もの「気をつけ、敬礼、直れ、着席」から、消防生活がスタートする。その後は座学、訓練を個人は基より、班や小隊で行動させ、チームワークを徹底させる。在校中は意味も分からず、理不尽と感じる部分もあっただろうが、これが後に効いてくるのである。その後は様々な専科教育や消防大学校などで新たに「同期」ができる。初任教育の経験が新たな「同期」との出会いや研修生活に繋がっているのだと今になって強く感じる。
歳を重ねると、前置きが長くなる。さて、本題とする。
小生は約20年前に救急救命士養成課程を終えた。救急救命士養成課程は初任教育と同じ(それ以上の場合も)長さの研修であり、初任教育と同様に濃い期間であった。小生は現在救急隊長として勤務しているが、近年の救急出動増加により、気力及び体力が削られバーンアウトしそうな位つらい時もある。
しかし、小生には同じ目標を持ち努力し、連携し死ぬほどコミュニケーションを深めた「同期」がいる。「同期」達は年月が経ち、所属も立場も様々になってきた。残念ながら天国にいる「同期」もいる。離れていても「同期」達は困っていたり、話を聞いてくれる。会えば、昨日も会っていたように会話が進む。ただ、だいたいは昔話で、「何回目だ?この話?」となるが。成人になってからできた仲間(同期)は学生時代の友人とは別物で小生にとっては宝である。(先輩に言われたとおり!)
後輩達にも初任教育の「同期」、これからできる「同期」を大事にしてほしい。後輩達は様々な人間性を持った「同期」との繋がりを通じ、人と接し上手に付き合える修行をしてほしい。その修行成果が上司や先輩達との人間関係、傷病者や関係者との人間関係構築に必ず活きてくると確信している。
小生は縁があって消防学校で教官を経験したことがあるが、一番重要としていたことは「同期」が結束することである。そのために積極的に研修生の敵になった。敵に立ち向かうには団結が必要だからである。小生の思いが少しでも伝われば幸甚である。
小生は縁があって消防学校で教官を経験したことがあるが、一番重要としていたことは「同期」が結束することである。そのために積極的に研修生の敵になった。敵に立ち向かうには団結が必要だからである。小生の思いが少しでも伝われば幸甚である。
さて、年数が経って太ったり、はげたり、白髪だらけになった「同期」達と再会するため、今回も同期会の幹事を務めよう。
この話は、小生に限ったことではないはず。全国、一緒ですよね?
まずは、仲間と元気に再会するために今日の勤務を無事に努め、笑顔で帰宅しよう!全国の同士諸君!
この話は、小生に限ったことではないはず。全国、一緒ですよね?
まずは、仲間と元気に再会するために今日の勤務を無事に努め、笑顔で帰宅しよう!全国の同士諸君!

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