200117書評★★★★★ローマ法王に米を食べさせた男

 
  • 94読まれた回数:
書評
月刊消防2019/12/1, p73
 
モアイソング
 
 
7)書名 ローマ法王に米を食べさせた男
8)著者 高野 誠鮮
9)発行所 講談社
10)値段 890円(税別)
11)星5点満点 :★★★★★5点
 
過疎高齢化が進み、これからの街づくり・運営に悩んでいる地域は少なくないと思います。石川県羽咋市にある神子原地区では住む方のほとんどが農業で生計を立てていますが、驚くほど年収が低いため若い人が村を離れていってしまい、過疎高齢化が進み限界集落に陥っていました。この本では、この地区の活性化と農作物のブランド化を図るプロジェクトを任された著者が、限界集落から脱却するために実施した取り組みについて解説されています。集落を再生するために動き始めた頃は非難が大噴出だったのですが、まずは見本を見せ納得させることから始めたようです。何か新しいプロジェクトを始めようとすると、失敗を恐れ始めの一歩を踏み出せず、前例に縛られ新しいことを始められずに、結局何も変わらない悪循環。ここから抜け方法が沢山書かれています。

書評
スポンサーリンク
opsをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました