250703救急隊員日誌(242)時の流れ・アップデート

救急隊員日誌
月刊消防 2024/10/01, p80
さーとらちゃん

流れ・アップデート」

 今から二十数年前に救急隊員に任命さ、数多く上司、仲間、後輩と日々訓練、現場活動を共にしていきた。

 若いは、右も左も解からず上司に言わるがまま業務を見よう見まねで何とかこなし(内容が伴っていたかは別だが・・・)、訓練、現場では体力にもを言わせ我武者羅に乗り切ってきた気がする。

 20代、30代、40代、間もなく50代に差し掛かって思うことが変化してきている自分に気がつく。
 20代ころ、「今若い奴はだめだな、そんなこともわからないか?できないか?」と先輩、上司に言わ、笑わなにくそと思いながら「今に見てろよ!」と思っていた。
 30代になり、少しずつ仕事中身や進め方を理解し始め、後輩が増える。そ後輩と他愛もない会話なかで?と思うことが始まる。
 40代になり、そなりに責任があるポジションで訓練、現場活動、通常業務をこなし、
20歳も歳た職員と業務、現場活動に汗を流し、業務中話や休憩雑談なかで??と思うことが増え、40代後半になると「?」数は「???」と数倍になった。そんな変化なか・・・と自分で自分を納得させていた。

 では、変化とは一体何なか?自分なりに長い間自問自答した結果、答えは出た(単なる自己満足であるとは思うが・・・)。各年代で幼少期、学生代、社会に出た頃代背景や教育方針、世間常識といわるもが少しずつ変化し、そが世間常識となり、組織、職場考え方となってきたではないかと。

 色々な場面で、「こからは若い人代だ」「若い人が頑張らないと変わらない」「若い人がもっと意見を」等を見たり聞いたりする。こような発言をする人大半は、年配方や職場上司といる年配人だが、言っているだけで実際に若い人意見をどだけ理解出来ているだろうか?こを読んでいる方で、違和感を覚えた人はいないだろうか?

 組織や職場では、大概場合、役職と職員配置はピラミッド型になっているはず。ではピラミッド底辺を形成している年代はというと、そう、10代後半・20代人達ではないだろうか?組織中で絶対数が多い世代が歩んできた代背景なかで、知らず知らずに身についている考え方や常識を否定したり、昔から考え方を押し付けているは一体誰だろうか?
 救急活動、隊員育成も変化に対応するために、自分をアップデートする必要があることに気づいた今日こ頃。

<後記>
でも、でもですよ、古き良き消防歴史は、確実に繋いでいかなけば、消防魂がいつかなくなってしまいます。良い悪いは代によって、そ価値観が変わるももあると感じた、40代最後春でした。

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