250424_救急救命士標準テキスト_改定第11版

 
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救命士の標準テキストが本日手元に届きました

改訂第11版 救急救命士標準テキスト
救急救命士標準テキスト編集委員会 | 2025年04月28日頃発売 | 充実の改訂第11版,救急救命士に求められる知識を全1冊に!【本書の特徴】1.「救急救命士国家試験出題基準」への対応出題基準準拠を基本とし,学習しやすいように構成を工夫2...

今回の11版では私は編集委員は外れています。年齢のためだと思います

編集幹事とは、本の方向性を決める人たちです
編集委員とは実質的に本を作る人たちです。東京中野区のへるす出版本社に一堂に会して(編集会議)、他の人たちが書いた原稿をあれこれ付き合わせて、内容は正しいか、表現はわかりやすいか検討します。医者の書いた部分はそれほど直すことはありませんが、消防から上がってきた原稿にはたくさんの訂正が必要でした。編集会議は第9版の時は朝9時から夜9時くらいまでやって、それが3日間くらい続きました。

私は、執筆者としては残っています。

これだけ厚い本で、さらに4年に1回改定しますので、新しい本は全部まっさらな状態で書き上げるのではなくて、前回の原稿に手を加えて作ってきます。

私は9版・10版で解剖・生理・検査といった基礎医学を一人で書いていました。
今回の編集委員の方々を見ると、臨床の先生ばかりで、私のような基礎系の医者はいません。ですから、11版でも私の書いた文章と写真がほぼそのまま残っています。

↓この2枚の写真は私が解剖した患者の写真です。↓

左の写真は 腎臓と副腎。10年くらい前に解剖した人のもの。
右の写真は膵臓の写真。これも10年くらい前の患者だと思いますが忘れました。

皆さん頑張って勉強してください。

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