遠軽地区広域組合消防署佐呂間支署: 竜巻災害報告会を開催 月刊消防 2007;29(2):102
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情報のひろば
竜巻災害報告会を開催
遠軽地区広域組合(北海道)
遠軽地区広域組合消防署佐呂間支署では1月17日(水)、本号でも特集が組まれている、同町若狭地区で発生し死者9名を出した竜巻被害についての報告会を開催した。会場には北海道各地から医師、看護師、消防職員など50名が集まった。
報告会では最初に組合本部の佐竹信敏から竜巻被害の概要が述べられた。その中で情報が混乱して指揮系統が確立できなかったこと、傷病者を効率よく収容していくシステムが作れなかったこと、現場医師が死亡判定を行ったことで混乱が避けられたことが説明された。次に佐呂間支署の野村林太郎から先着隊の活動が述べられ、そこでは秩序だったトリアージの難しさと情報共有の大切さが強調された。最後に佐呂間厚生病院長の橋本道紀氏から現場での活動と検死の様子が紹介された。講演の最後には多数の質問が寄せられ、この災害に対する関心の高さを伺わせた。
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07.3.11/10:21 PM
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