バッグマスク2:基本

 
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バッグマスク-その2



提示: 岸 芳弘

紋別地区消防組合消防署 救急救命士


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バックバルブマスクの基本(岸芳弘(紋別))


患者の頭側に膝を立てて座る。頭と膝はこぶし1-2コ程度離す。

まず下顎角を触って下顎を持ち上げる。小指の位置がポイント。マスクはゴムの部分が上を向くように置く。ゴムが床に着くと不潔だからだ。
バッグマスクの持ち上げかた。バッグとマスクの接続部分を図のように持つ。そうすると弛んだマスクの落ちる心配がないし、何より安定する。

下顎を持ち上げながらその手にマスクを添える。マスクを顔に付けるときには、マスクのゴム部分が内側にめくり返らないように、外側に引っ張っておく。

親指と人差し指は半円(Cの形)を描いてマスクを押さえ、残る中指・薬指・小指は伸ばして(Eの形)きっちりと下顎を持ち上げる。E-C テクニックというらしい。
上から見たところ。バッグは1-2秒かけてもむ。ちょうど乳をもむように(と岸救命士は表現していた)

バッグは鳥のくちばしのように指を伸ばし気味にしてもむ。爪を立てるとバッグに穴が開くし、指先も痛める。
空気が漏れるからといって患者の顔にマスクを押し当ててはいけない。



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07.5.13/11:30 AM

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