230620書評★★★★★墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便

 
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書評
墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便
8)  著者 飯塚訓
9) 発行所 講談社
10) 値段 869円(税込)
11) 星5点満点 ★★★★★5点

月刊消防 2022/010/01, p87

CES-66

 

日本最大の航空機事故。それが御巣鷹山の尾根で発生した日航機墜落事故だ。“瓦礫となった機体の間から、手や足が天に向かって突き出ている。14歳の少年が、黒焦げになった父の遺体の側で、唇を噛んで必死に涙をこらえている。・・・生後三ヶ月の女の子に小さな右手には、お母さんが着ていた服のボタンが握られている。”まるで地獄絵図のようだ。
藤岡市民体育館は遺体収容所となった。身元確認捜査のために集結した警察官、医師、看護師ら1500名を超す集団のざわめき。著者の飯塚氏は、この身元確認捜査の責任者として活動した警察官である。飯塚氏は言う。30年経った今でも、私にとってはあの時のままだ。だがあの地獄のような現場でも、喜怒哀楽の感情があり感動や絆も生まれた。・・・と。地獄絵図のようなこの現場から、一体どのような感動や絆が生まれると言うのだろう。消防関係の皆様には、手にとっていただきたい一冊である。(390字)

 
 
 

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