月刊消防 2023/03/01, p47
CES-66
「どうせこの努力も無駄になるだけだし・・。」僕は組織にはびこるこの考え方をなんとかしたい。しかし、このような考えになるのは仕方ないと筆者は言う。「管理者が要求するのは自律した職員ではなく、組織の有能な歯車なのだ。管理された社会での優等生とは、管理された限りで有能さを追求する存在なのである。」と。この状況でやりがいを持って仕事をする鍵。それが“効力感”だ。効力感とは、努力すれば好ましい変化を達成できると言う見通しのことである。私に襲いかかった無気力を思い出すと、“無気力を獲得したというよりは、期待していた変化を得られずに効力感を失ったこと”が大きい気がする。この本は、心理学の研究成果を広く紹介し、効力感を発達させる条件を掘り下げる。特に後半部分は、具体的に効力感を増幅する方法について研究成果から言及している。暗黙の了解という強制に疲れたあなたへオススメしたい一冊である。(
リンク
コメント