OPSインタビュー小島昌公:中空知救急勉強会

 
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主張

OPSインタビュー小島昌公:中空知救急勉強会

小島昌公(こじま まさとも)

砂川地区広域消防組合奈井江(ないえ)支署

救急救命士

奈井江町生まれ 奈井江町育ち
奈井江から一歩も外に出たことありません
消防士拝命 昭和56年
救命士 平成10年
趣味 ゴルフ、車
2004-8-26 thr 19:10

「なかそら」発足の経緯はホームページに書かれている通りで、去年外傷の研修会をやるのにスタッフ間でメーリングリストを立ち上げたんです。そのメーリングリストを使って何かできないかという話になりまして、そのうちに何人かが道北プレホスを見習ってメール環境で勉強会などやろうかという話になったのです。何かやる事によって救急の底上げになるかと思って。

代表はとりあえず僕です。でも「なかそら」メーリングリストを立ち上げる時のメーリングリストの代表になっただけなんですよ。で外傷研究会のスタッフが中心となって勉強会に移行したんです。

メーリングリストで勉強会と考えたのですが、パソコンを持っていないけど入りたい人もいるので、先日規約を見なおして、門戸を広げようということで、先日役員会で決定したところです。会員を増やすことには御村先生も大変喜んでおられました。

旭川厚生病院予演会&懇親会

メンバーは救急に携わっている人間で、自分のスキルアップを狙っている人を含めて研修会をやっていこうかなと思います。して、一番のネックになっていた、指導する人、医師ですね、今まで先生と面識のない一般の救急隊員でも、そういう勉強会を通じて顔の見える関係になれば、今後の救急活動もやりやすくなりますし。


「なかそら」として今まで2回勉強会を行いました。最初はPhACLSで、次にACLSをやってみました。その後石狩の外傷セミナーに向けてその勉強会をやっていきましょうという事で7月まで活動していたのですが、今は一段落したところです。

PhACLSでもACLSでも30人くらいが参加しました。ACLSの時には希望者はもっといたのですが、器材がなくてそれしか許可できなかったんですよ。

JPTEC旭川医大

現在メンバーは80人を超えました。現在6消防本部10署が「なかそら」の活動範囲ですが、メンバーはというと中空知の消防本部だけでなく、南空知、恵庭など、中空知以外の所属でも5-6人はいるのかな。行き来が大変なので活動は中空知になりますけど。

でも来る人は拒まずで、中空知以外の人でも、もしメールがなければ代理受信してもらって勉強会の時には来てもらうようにしてもいいのかなと思っています。

実質的に活動しているのは医師や看護師含めて30人弱です。中心は救命士です。熱意を持って活動してくれるメンバーがもっと増えればいいのですが。広く救急隊員、標準課程の隊員に参加してもらうために、その人たちが参加しやすいネタ振りもしていかないと。今までACLSなど救命士以上でないと分かりづらいことをやってきましたが、もう一度基本に戻って、みんなが興味を示すようなものもやっていきます。

10月には基本に戻ってBLSをやります。そして、年に3回から4回の勉強会を予定しています。

「なかそら」はメーリングリスト上の団体です。人を集めてやる時には、各消防長には理解をいただいているので、その時には適当な場所の消防署の会議室を使わせてもらっています。資器材も各署から借りてきます。砂川の消防本部が各署からの立地条件がよく会議室も広いので会場になる事が多いですね。訓練だと各消防本部にお願いしてそこの講堂を使わせてもらっています。

僕らは地方に行って活動してもいいのですが、迎える署の都合もありますし、だいたいは砂川が中心となっています。今後はいろいろなところに出向いていろいろな内容の勉強会をやりたいですね。

中空知救急勉強会

目標ですか。
道北プレホスです。規約もかなりパクってます。

会費は徴収しません。勉強会などでお金がかかれば参加費として徴収して割り勘でやっていきます。

救命率向上なんて考えていませんよ。

MCとして中空知はつながっています。「なかそら」はそういう人たちと一緒に勉強していこうという勉強会です。
それが結果として救命率に繋がるのかな。

でも、実際そんな大それた事は考えていないんですけどね。


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主張
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