分かりやすく伝える難しさ

 
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主張
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名前:加藤将裕(かとうまさひろ)

所属:岩見沢(いわみざわ)地区消防事務組合岩見沢消防署岩見沢署第二救急係

出身:岩見沢市

消防士拝命年:平成1341

救命士合格年:平成23

趣味:スポーツ観戦・ゲーム


 

平成134月に消防士を拝命し丸17年。気が付けば先輩よりも後輩職員のほうが多くなり、当然のように物事を教わるではなく教えるという立場にいるわけですが、人に物事を教える・伝えることがいかに難しいことなのかと感じています。

数人の後輩に同じように伝えてもすぐに理解できる人とすぐには理解できない人がいます。「どうしてだろう?A後輩は理解してB輩は理解していない。B後輩は何なんだ」と思ってしまうこともありましたが、どうも違うようです。私ではない職員が同内容を伝えるとB後輩も理解できるのです。これはもう伝える側の説明力不足ですよね。B後輩ごめんなさい。

後輩を指導するにあたり、大事なことはこの2点です。

・解りやすく伝える。

・内容の重要性を説明する。

まずは解りやすく伝える。これが難しい。数年勤務していれば理解できる略語は新任職員にとっては謎のワードであって、その略語についての説明もしていかなければならず、最終的に仕事内容を説明しているのか、略語について説明しているのか自分でも解りらなくなってきます。そんな事態を避けるために最初から解りやすい言葉で、とは思っていますがなかなか難しいですね。

次に内容の重要性を説明する。この仕事をすることの意味、この仕事をしなかった時の問題点などを説明していくわけですが、指導する立場の人が十分に理解していなければ重要性説明はできません。いつもなんとなくこなしていた仕事なら重要性も簡単に説明できると思っていても、いざ説明しだすと言葉に詰まるといったことが何度かありました。

もちろん、後輩指導・育成に関して重要なのはこの2点だけではありません。他にも気を付けなければならないこと、気を使わなければならないことがあり頭を悩ませています。

誰もが後輩(新任者)からスタートするので後輩には後輩の苦労があることは解っていたつもりですが、当時の苦労はどこへ行ったのか、時々、しかも断片的にしか思い出せません。ただ、現在の若年職員もいずれは指導する立場へと変化します。後輩も、先輩には先輩の苦労や悩みがあることを知った上で指導を受けて頂ければと思います()

最後になりますが、後輩職員が努力し良い先輩・良い指導者となるよう願うとともに私自身もそうなれるよう努力していこうと思います。

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主張
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