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200113救急隊員日誌(187)悪口を気にするのはバカらしい

月刊消防2019/12/1, p103
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「悪口を気にするはバカらしい」
 上司はコロコロと意見を変え、部下は「トップは現場ことは何もわかっていない」と反発する。そんな板挟み毎日に神経をすり減らしているは、きっと私だけではないだろう。先輩係長に相談したら、「消防士は消防士長ように、消防士長は消防司令補つもりで仕事をしなさい」「君ももうすぐ係長なんだから、上と下意見を調整して現場が円滑に動くように勉強するいいチャンスじゃないか」とアドバイスをいただいた。
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 確かに私周りでは、衝突を避けるために、誰にでも頭を下げられる調整役パイプ役が出世する傾向にある気がする。先輩は、頭を下げるという技影響からか救急係以外から仕事もたくさん依頼されている。とてつもなく忙しそうだけど、任されるということは期待されているということ。誰よりも先に頭を下げられるレベルまで極めれば、ゴマすりも立派なスキル。先輩はきっとこまま出世していくんだろうな。
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 一方で、「私が組織に求めるは、調整役“パイプ役”ではなく、組織ブレを防ぐ“ビス役”です」そう断言するは、元東京都知事猪瀬直樹さん。著書、「突破する力」中で上司が方針を二転三転させたり、部下がそれぞれ勝手なことをする理由をこう説明している。「上司や部下がブレるは、日本が100点主義だからです。困難な状況を打破するために新しいプロジェクトを始めるケースが多いだから、失敗する確率方が高く70点でも取れれば上出来なはず。にもかかわらず、悪意ある人たちはたりない30点に目をつけ、難癖をつける。それに上司や部下が影響されて右往左往してしまうだ」と。

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 トップ方針と現場事情両方に精通する係長が一緒になってブレていては、現場はまともに機能しない。そこでいかに冷静になって、ビス役としてブレを無くすことができるか。課長や係長に求められるには、そ力量ということなだろう。
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 それでも気弱な私は、上司や部下に挟まれて、上から下から悪口を言われるストレスに耐えられるだろうかとつい心配になってしまう。周りから悪口について猪瀬さんは、「心がけてほしいは、悪口に強くなることです。周りは70点でも悪口をいうだから、それを気にするはバカらしい」とあくまでも強気。「同僚であるということは、後ろを向いたときに刀で刺さないという意味だと僕は思っている」と。
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 昨日まで自分に賛成してくれていた上司や部下が、あっさりと裏切るなんてよくあることだ。そういえば昨日まで一緒にタバコを吸っていた係長と署長が、今日は時間をずらしていると噂になっていた。悪口を言われるは気持ちいいことではないは誰でも一緒。しかし、周り顔色をうかがう私先輩(パイプ役)と組織舵取りをする猪瀬さん(ビス役)ではどちらが有意義か。上司と部下板挟みで気を使うより、むしろ自分が上司や部下を引っ張っていく。意識を持って臨めば、係長というポジションはきっと面白くなりそうだ。今私なら、多分ビス役に挑戦するだろう。大量胃薬を蓄えて。
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